機械翻訳とText to speechの出力を利用する時に制限があるか調べたメモ

機械翻訳とかTTSで作った音声とか、つかってみたいことがあるけど縛りがあったらやだなーということでちょっと調べたメモ。

機械翻訳

Amazon Translate

よくある質問 - Amazon Translate | AWS に、以下記載あり。 f:id:mrwk:20190616132827p:plain

Google Translate API

よくある質問  |  Cloud Translation API  |  Google Cloud の、帰属のところに以下記載あり。ポストエディットで人が処理する場合に帰属は不要だけどユーザに直接見せる場合は帰属の必要あり。 f:id:mrwk:20190616133658p:plain

帰属表示の要件  |  Cloud Translation API  |  Google Cloud をみると、以下記載がある。アプリケーションのメッセージカタログ翻訳でposteditなしで使う場合など、典型的でない利用の時にはGoogleに問いあわせたほうがよさそう。 f:id:mrwk:20190616134106p:plain

Microsoft Translator

FAQ - Microsoft Translator for Businessに、以下記載あり。帰属させてもさせなくてもいい.帰属させるときはガイドラインに従う。 f:id:mrwk:20190616133320p:plain

Text To Speech

Amazon Polly

https://aws.amazon.com/jp/polly/ に特徴として書いてる f:id:mrwk:20190616132437p:plain

よくある質問 - Amazon Polly | AWS にも以下記述あり f:id:mrwk:20190616132720p:plain

Google Cloud Text-to-Speech

帰属についての記述はみつけられず。使いたいときはサポートへ確認かな。。

Azure Speech Service

帰属についての記述はみつけられず。使いたいときはサポートへ確認かな。。

まとめ

ここらへんの権利関係をクリアにしておけばOSSとか自分で作る動画とかに使いたいときに便利なのでまとめました。 TTSについてはAmazon Polly以外みつけられなかったので追加情報あったらおしえてください m(__)m

きになる点

機械翻訳の学習元の文書の著作権が、機械学習で生成された文書に絶対に及ばないと想定するのも無理があるので、わずかながらリスクはありそうです。このリスクを許容できるかはケースバイケースだと思います。OSSプロジェクトへの投稿などは関係者の合意をとった上でやりましょう。