RHEL9情報: RHEL9からは仮想マシンの画面転送に使われるSPICEの実装がなくなります。8までのKVMで構築していた仮想マシンを移行するときは要注意です。 SPICEに依存しているGNOME boxesもRHEL 9には含まれません。 #RHEL
— Kazuo Moriwaka (@moriwaka) 2022年4月1日
RHEL9情報: 以前からdeprecatedになっていた network-scripts パッケージがRHEL9では提供されません。
— Kazuo Moriwaka (@moriwaka) 2022年4月4日
NetworkManagerが対応しているので /etc/sysconfig/network-scripts/ 以下の設定ファイルは引き続き使えます。 #RHEL
普通に使っている分には問題は起きませんが、NetworkManagerを避けて systemctl disable NetworkManager.service とか NM_CONTROLLED=no とか やってた人はあぶないので要注意です。
— Kazuo Moriwaka (@moriwaka) 2022年4月4日
RHEL情報: RHELにはSpring Frameworkライブラリを含んでいません。つまりSpringにどんなに酷い脆弱性があってもRHELそのものには影響はありません。「RHELにSpring Frameworkは含まれていますか」との確認が多数ありますが含まれていません。 影響をうけるRH製品は以下で:https://t.co/6ZnRDTd2C9
— Kazuo Moriwaka (@moriwaka) 2022年4月5日
RHEL9情報: ついに motif が提供されなくなります #RHEL
— Kazuo Moriwaka (@moriwaka) 2022年4月7日
RHEL 9情報: RHEL7で導入されたユーザランドでポリシーを実装できるteamdはdeprecatedになります。
— Kazuo Moriwaka (@moriwaka) 2022年4月8日
RHEL 7で導入された時に懸念
されていたkernelのbondingの問題は解消され、OpenStack等ではovsが使われ、実際にteamdで独自のポリシーを使っている事例がみつからないという状況でした。
最近営業日には1日1ネタくらいRHELネタをつぶやくようにしている。どれくらい嬉しい人がいるのかは謎……。
— Kazuo Moriwaka (@moriwaka) 2022年4月8日
RHEL情報: RHEL 8から同梱してるImage Builderで仮想マシンイメージやカスタムインストールイメージやを作れるよ。https://t.co/pI61uuBvhv pic.twitter.com/ASzrOCAADv
— Kazuo Moriwaka (@moriwaka) 2022年4月11日
RHEL9情報: XFSにbigtime拡張がついて2038年以降のタイムスタンプも扱えるようになるよ。RHEL8にはない機能だからRHEL8ではmountできないよ。
— Kazuo Moriwaka (@moriwaka) 2022年4月14日
RHEL9でRHEL 8でもmountできるXFSファイルシステムを作りたいときは mkfs.xfs -m bigtime=0,inobtcount=0 /dev/sdc1 みたいにする必要があるよ。 #RHEL
前提知識を補足すると、今のタイムスタンプに使われている
— Kazuo Moriwaka (@moriwaka) 2022年4月14日
32bit time_tと32bitナノ秒 を
64bit ナノ秒 に置き替えることで今ナノ秒用の領域でつかわれてない2bit少々を使うように変更する変更なんで、I/Oの量はかわらないです。
「コンテナならUbuntuの上でもRHEL動くよね?」みたいなFAQを踏まえて書かれたRed Hatの公式bloghttps://t.co/BLUP6kvx7c
— Kazuo Moriwaka (@moriwaka) 2022年4月15日
(google翻訳)https://t.co/7LV9jpAPwg
RHEL9情報: TPM 1.2のサポートはなくなります。サポートされるのはTPM 2.0だけです。TPM 1.2と2.0には互換性がありません。
— Kazuo Moriwaka (@moriwaka) 2022年4月15日
もしアプリケーションがTPM 1.2を必要とする場合にはRHEL 9に移行せずそのアプリケーションの基盤は RHEL 8のままにすることを推奨します。 #RHEL
software design5月号献本いただきました。今月のsystemd連載はudevdです。
— Kazuo Moriwaka (@moriwaka) 2022年4月16日
RHEL8/9情報: あらかじめ登録したデバイス以外のUSBデバイスを拒否したり、利用をする時に監査ログに記録したりするUSBGuardが標準でついてるよ。 #RHEL
— Kazuo Moriwaka (@moriwaka) 2022年4月20日
あっ……
— Kazuo Moriwaka (@moriwaka) 2022年4月20日
適当なこと言ったら殺されるヤツだ…… pic.twitter.com/DEzEtsAV6t
RHEL9情報: 日本語などの言語サポート用パッケージを、言語ごとに以下のパッケージでインストールできます。
— Kazuo Moriwaka (@moriwaka) 2022年4月21日
* langpacks-core-font-*: 最小限のフォントだけ
* langpacks-core-*: ↑に加えてlocaleとインプットメソッド
* langpacks-*: ↑に加えて翻訳、スペルチェッカ、追加フォント#RHEL
RHEL 8/9情報: RHEL 8.5まではAnsible Engineが提供されていました。8.6と9からはAnsible Coreが提供されます。
— Kazuo Moriwaka (@moriwaka) 2022年4月22日
サポートされる範囲内での影響は大きくありませんが、モジュールが激減するので今までサポート外でRHEL同梱ansibleパッケージを利用していた方はご注意 #RHELhttps://t.co/xd5b0Qnyxk
RHEL9ではSHA-1がデフォルトでは禁止なので、RHEL 6にsshしたりSHA-1で署名されているrpmパッケージを入れたりすると失敗する。
— Kazuo Moriwaka (@moriwaka) 2022年4月27日
(ポリシーをLEGACYにするかDEFAULT:SHA1サブポリシーを使うとワークアラウンドにはなるが非推奨) #RHEL
Red Hat Summit 2022 の概要とオススメセッションのご紹介 https://t.co/yb2kxmLU8M
— Kazuo Moriwaka (@moriwaka) 2022年4月28日